ご覧いただきありがとうございます。平成20年(2008年)に新調された岸和田市神須屋(こうずや)町のだんじり新調記念誌です。このだんじりは、板谷工務店 板谷始棟梁の出世作です。大下工務店から独立後、3年間仕事がなかった板谷棟梁は、総戸数わずか145軒の神須屋町に破格の6000万円でだんじりを製作することを約束しました。棟梁が長年温めてきた四手先九段の入母屋造りのだんじり、その姿見は多くのマニアを魅了しています。儲け度外視の板谷棟梁の心意気に共感した木下彫刻工芸の健司 現親方は、祝いも兼ねて正面土呂幕に、祖父の代表作でもある佐久間盛政、秀吉本陣乱入を刻み込みました。土呂幕三面とも親方の作で圧巻の出来栄えとなっています。また、松良には神話が彫られており、わずかな費用ながら創意工夫が見られます。発売当時、複数冊購入したので、新品です。#地車　#だんじり　#写真集　#記念誌　#岸和田　#祭　#彫刻　#木彫